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ホームページを作る利点

本の出版や投書は難しい

ホームページを作って何になるのか?それは、これまで普通の人が何か文章を公表しようと思ったら、新聞に投書するとか、本を書いて自費で出版するしかありませんでした。これはかなり大変なことです。投書しても採用される可能性は少ないですし、自費出版は大変お金がかかります。また、投書にしても、本にしても、そんなにたくさんの人が読んでくれるわけではありません。本の場合、2000部も売れれば大成功の内にはいると思います。有名人なら本がたくさん売れますが、普通の人では本はあまり売れないと思います。それに、本が売れてもほとんど利益にはなりません。大学の先生のようなしっかりした人が本を書いても、一冊出版して10万円〜20万円程度しか収入が入りません。本を書くのに使った時間と労力を考えると、全く馬鹿げています。本を書いて大もうけしているのは、人気の高い漫画家や小説家などだけです。本の出版というのは一般の人にとって、かなり敷居が高いと言わざるを得ません。

ホームページなら、誰でも簡単にできる

しかし、ホームページを作るのなら、作り方さえ覚えれば、誰でも簡単に文章を発表できます。かかる費用も大したことはありません。子供の小遣い程度で作れます。頑張れば、無料でもできます。ホームページというものの出現により、今まで一部の特権階級だけに許された自分の考えや知識を公表すると言うことが、全ての人に開放されたと言えるでしょう。これは人類の歴史で、火や農業の発明に匹敵する革命的な出来事だと思います。

ホームページなら誰でも読んでもらえる

本を書いても、読者がお金を払わないと本は買えません。これは大きな障害です。書いた方はほとんど収入にならないのに、印刷費や販売経費などがかかるため、どうしても無料で本を配るわけにはいきません。しかし、ホームページなら誰でも無料で読めます。これはすばらしいことです。本を書いても、知人や友人に「買ってください」とは言いにくいですが、ホームページなら誰にでも気軽に「見て下さい」とお願いできます。

ホームページならいつまでも読んでもらえる

本はいつか絶版になります。大抵の本は、2〜3年ぐらいで絶版になるのではないでしょうか?日本図書館協会が推薦するような優れた本でも10年も経つと絶版になったり、入手が難しくなります。しかし、ホームページなら、閉鎖しない限り、いつまでも人々に読んでもらえます。著者が死亡した後も続けられているホームページもあります。誰かが管理を引き受けてくれれば、いつまでもインターネット上に残り、人々に読んでもらえます。

これからはホームページの時代

お金のかかる本などの印刷媒体は衰退の一途をたどっています。今はまだパソコンやインターネットが使えない人たちがたくさんいますので、印刷媒体も存続しています。しかし恐らく将来は、インターネットでは読めないようなものしか本にならないのではないかと思います。あるいは、パソコンの画面を見ているとすぐ目が疲れる人たちだけのものになるかもしれません。そう考えると、これからは書きたいことがあったら、ホームページに書くのが賢明だと思います。

閑話休題

インターネットが発展して、いろいろな情報がインターネット経由で入手できるようになったことは、よかったと思います。しかし、インターネットにあふれる情報のほとんどが信用できない情報になってしまったのは残念なことです。結局、出版文化の場合と同じく、インターネット文化でも、情報の入手先を選別する必要性が非常に高まりました。著者のプロフィールをよく見て、信頼できる著者のサイトのみを閲覧するようにしましょう。